試験日前日に息子が怪我・・・考えが浅はかな母を許しておくれ その9 試験が終わるまでの司馬遼太郎
ゴッドハンドのおかげで、
最大痛いレベルが10だとして、
翌日の試験にはレベル3まで下がって当日の試験に臨んだ息子。
試験に行く前の施術中、
自分自身、息子に間接的にでも怪我をさせたという
至らなさに涙がとめどなく流れて止まらなかった私。
今考えたら、
おまえがそんなに泣いてどうする!という感じです。
息子が心配するやんけ!!!!
とタイムマシンがあるのなら、
その日に帰っていってやりたい気分です。
それに、
号泣したせいで、メイクもボロボロ。
髪の毛もボサボサ。
よくあんな状態で試験に行きましたね。
私。
息子を試験に送り出してから、
保護者控室で私が読んだふりをしていたのは、これ↓
司馬遼太郎
坂の上の雲
今考えたら、
控室の保護者が待ち時間に何をしていたか、なんて
チェックするほど学校は暇ではないとはわかりますが、
その時は必死。
読んでいるとインテリっぽく見える司馬遼太郎をチョイスして、
ロシア艦隊とか、それどころではない話を眺めていました。
話、それました。(爆!)
試験が終わって戻ってきた息子は笑っていました。
ひとまず、
ほっとしたのを覚えています。
「けんけんは出なかった・・・」
怪我が試験の邪魔をしなかったことがわかり、
とても穏やかな気持ちでその日の学校を後にしましたとさ。